
買い物代行のトラブルについて
買物代行のトラブルについて調べてみました!!!
買い物代行は、依頼主に代わって指定した買い物をし、自宅まで届けてくれる便利なサービスです。
日常的な買い物を代行する他にも、なかなか手に入らない限定品の代理購入を依頼出来る買い物代行もあります。
買い物代行サービスを請け負っているのは
・買い物代行業者のスタッフもしくは登録スタッフ
・家事代行業者のスタッフもしくは登録スタッフ
・スキルシェアサービスや買い物代行のマッチングサービスを利用する個人
・SNSで買い物代行を請け負う個人
※2022年4月現在、買い物代行業自体を規制する法律はなく、特別な資格や許可も不要
買い物代行にまつわるトラブル内容にはどのようなものがあるのか
- 商品が傷んでいる・破損している
- 依頼した商品と違う物が届いた
生鮮食品をはじめとする傷みやすい食材や、商品が破損した状態で届くことがあります。
こういった場合は、買い物代行業者に連絡して対応を求めなければなりません。
例えば、配送の過程で傷んだり、破損したりした場合は、買い物代行業者に代替商品の配送もしくは返金を求める対応が必要です。
また買い物代行業者が購入した段階で既に傷んでいたり破損していたにも関わらず見落として購入した場合も、一旦の責任の所在は買い物代行業者にあります。
販売店舗への補償請求するか否かは、買い物代行業者が判断する内容です。
買い物代行業者を介して商品を購入している場合は、商品に何らかの問題があっても、販売店に直接問い合わせるのではなく、買い物代行業者との間で調整しましょう。
- クレジットカード番号を悪用された
最近増加している買い物代行とのトラブルが、クレジットカードの悪用です。
こういったケースはSNS上のやりとりで多く報告されています。
TwitterなどのSNS上で買い物代行してくれる人を募ったり、買い物代行の依頼を募集したりするケースが増加しています。
メッセージだけの顔の見えない個人間のやり取りの中で、買い物代行を請け負い、クレジットカード番号をメッセージで伝えて購入を依頼する流れです。
クレジットカード番号は、下3桁が分かるだけで十分悪用が可能と言われています。
クレジットカード番号を全て伝えた事で、カード番号を使用して個人的な買い物に悪用され、依頼していた商品の購入は果たされないといったトラブルが後を絶ちません。
もちろん、SNS上で買い物代行を請け負う人の全てが悪質なわけではありません。
しかし一部では、このような悪意のあるユーザーによる詐欺トラブルに巻き込まれるケースも、少なくないことは理解しておく必要があります。
SNSで出会った相手は、見知らぬ他人であることを忘れてはなりません。
- 先払いしたが商品が届かない
買い物代行を依頼する先によって、依頼料と購入代金の先払いをするケースがあり
ますが、この場合に、依頼した買い物が届かず、スタッフとの連絡もつかないといったトラブルが起きる事があります。
あらかじめ契約内容を確認する他、マッチングアプリやSNSを介した個人間でのや
りとりでは特に注意が必要です。
安全に買い物代行サービスを利用するポイント
買い物代行を利用するにあたって、トラブルを回避するためには買い物代行の依頼先を慎重に検討する必要があります。
- 社会的信用度
・ホームページがある
・事業所の所在地が明確
・電話、メールの問い合わせ先が明示されている
・実績や口コミが公開されている
- 料金設定
・料金体系をあらかじめ確認する
・依頼先によって、買い物代金に買い物手数料や交通費を合わせて請求するケースや、スタッフの拘束時間で料金を請求されるケースもある。
・時間単位の場合は、スタッフの交通手段を確認しておく。
- 延長料金や追加料金の有無
・延長料金や追加料金がかかる場合の条件についても確認が必要。
- 見積もり
- 契約書
・あらかじめ見積もりをとり、契約書を交わして、万が一のトラブルを回避しまし
ょう。
- スタッフのスキル
・買い物は誰でも出来ますが、実際はスキルと経験が必要です。
(例えば生鮮食品の鮮度を見分けるには、経験や知識が欠かせません。)
・購入した商品が傷まないように買い物袋に入れ、安全に配送する気遣いも必要
・買い物する地域に土地勘がある人であれば、短時間で効率的な買い物が出来る。
- 利用する交通手段
・居住地域によっては、車でないと買い物時間が長くかかる場合や、逆に公共の交
通機関を利用する方が早い場合もあるので確認が必要。
買い物代行サービスを利用するメリット
・買い物に行く時間を節約出来る
・必要な物以外を無駄に買わなくなる
・自分で外出しなくても買い物出来る
高齢者や妊娠中、療養中の方や、忙しい時、社会情勢によって極力外出したくない時にも、買い物代行は便利です。
買い物代行サービスを利用するデメリット
・購入前に商品の状態を確認出来ない
・自宅で待機しなくてはならない
・必要なタイミングですぐに買い物出来るわけではない
自分で買い物すれば商品の質や値段を見比べて購入出来ます。
しかし買い物代行を依頼した場合は、買い物代行を受託した人に任せるしかありません。
商品を自宅で受け取る場合は自宅で待機しなければならないので、場所を拘束されます。
また買い物代行は受託するスタッフあってのものなので、必要な時に必要な買い物をすぐに依頼出来るとは限りません。