90代の一人暮らしについて調べてみた|お知らせ|おまかせさん

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お知らせ
2022.08.25

90代の一人暮らしについて調べてみた

90歳・・・卒寿「そつじゅ」と言います!
「卒」の略字といえば「卆」。
九十と読めますね。
このことから「90歳」のお祝いといわれています。
人生を卒業するわけではありませんので意味を取り違えないように。

還暦から始まるこの長寿のお祝いですが、古くからは賀のお祝い、賀寿、算賀と呼び、元服や婚礼とならぶ厳粛なお祝いとして受け継がれています。

また長寿の亀にちなんで「亀寿」とも呼ばれています。 お祝いのやり方 長寿祝いは、お祝いする形として、本人主催、近親者が主催、親族以外が発起人となる……などいろいろなケースがありますが、卒寿は当然周囲の人がお祝いしてあげます。 長寿国日本においては、お元気で若々しい高齢者はたくさんおられます。

一人暮らしは90歳過ぎても可能!?

90歳の日本人を見ていると、普通に歩いている人はあまりお見かけしません。 だいたいが杖か押し車、または車椅子。 脳のほうはどうなの? 認知は入っているのが普通?

元気なら90歳まで頑張りたいけど、老後は経済的に施設に入るお金もない、そううまくはいかないかな…

一人でも何とかなるという人は、色んなサービスを使って病気になっても一人暮らしを続けている人もいます。

老後ひとり暮らしをするのには不可欠なこととは?

老後一人暮らしをするには身内がいない場合は、仲良く出来る近所の人との交流はとても大事になって来ます。

高齢になった老後はひとり暮らしをいつまで過ごすことが出来るのかは、本当に個人差があります。

病気をしても、自分の家で一人暮らしをしている高齢者も少なくありません。

やっぱり終の住処は自分の家で、施設には入りたくないと思う方もいます。

どうしようもなくなったら、また別の選択肢を考えることは必要ですが、90代でも一人暮らしは介護保険を上手に使えば、老後一人でも生活は出来るのです。

軽い認知症でも一人暮らしをしているお年寄りもいます。

子供がいても、もし離れた所にいたとしたら、見守りも出来ません。そんな時、頼りになるのは見守りサービスをしてくれるところ。

子供が親に見守りサービスを頼んでいるケースなどがあります。

訪問看護師さんに週に何回かお願いする方法もあります。

毎日のことですので、高齢になったらヘルパーさんには毎日顔を出してもらって安否を確認してもらう等すればいくらか安心です。

さすがに、夜の高齢者の一人暮らしは心配になりますよね。

でも普段からの内科的なことを訪問看護師さんにチェックしてもらえればある程度は未然に病気などを防ぐことは出来そうです。

子供がいても遠くに嫁いでしまったり、仕事がらみで地方にいってしまったりで子供は遠距離になってしまった等そんな親もいます。

また、親世代は夫婦二人で住んでいればまだ安心ですが、どちらかが亡くなっている場合も心配です。

 

『定期巡回・随時対応型訪問介護看護』と呼ばれ、可能な限り自宅に住み続けたいという人の為に、一日数回10~20分程度の訪問をしてくれる介護保険サービスです。

自宅を「終の棲家」として考える場合には、定額でニーズに柔軟に対応してくれる。例えば一日2回訪問に来てくださって、目薬の点眼支援やポータブルトイレの片付けをしてくれます。

・定期巡回・随時対応型訪問介護看護

・小規模多機能型居宅介護

・デイサービスを入浴に利用

身体的老化現象が90歳代で顕著に表れる。

・足の筋力低下で歩行が難しくなる

・椅子から立ち上がるのにも時間がかかる

・聴力が低下して老人性難聴になり補聴器が必要になる

・味覚が衰える

・視力が衰える(白内障、緑内障、老眼、近眼)

・物忘れが多くなる

・自宅で転倒。一人で生活をしているので転倒して身動きが出来なくなったら、誰にも助けてもらえない。

出来る対策

・毎日夕食時(夜の7時ごろ)に父母達が私達まで電話をかける仕組みを作った。通信音が5回したら電話と切るという約束事で父母達の生存を確認している。

・手すりや床の風呂場のタイルなどの改修

症状としては、

・夢と現実がごっちゃになり、人が聞くと本当かと思うようなことを、平気で口にするようになります。アルツハイマーか高齢の認知症が分からなくなります。

・体の衰えがひどくなり、床に座ると立ち上がることは、極めて難しくなります。また、浴槽に入ること、出ることも単独では極めて困難になります。

(90歳でも足腰が丈夫で比較的スムーズに歩行や排泄ができる方にお話しを聞くと、共通して若い頃から運動をされていた方です。)

運動、特に脚をつかった運動や体操の大切さを感じます。

・目も耳も遠くなります。部屋を掃除することも困難になります。行住坐臥が困難になり、汚い部屋でも見えないので平気になります。

・決められたゴミ出しを守れなくなります。ゴミがそこら中に山積みになります。

 介助なしに一人で生活することは難しくなり、もし、無理に生活を続行すると、オシメがそこら中に捨ててあることになります。

・身体は比較的元気で、自力歩行(歩行器や車いすなし)可能、自力排泄可能でも認知症がひどい人もいれば、逆に身体の機能は本当に衰えてしまっているものの頭はしっかりし

ている方もいます。

・長生きはしても、歩行もかなり覚束なく、一人で立ち上がるのもままならない、排泄の失敗(トイレまで間に合わない)(おむつが汚れていても気にせずそのままでいる)などの状態

・老衰の症状  どこか一か所というわけではなく、全身の機能低下から、体が徐々に機能しなくなっていき老化が進んで行く。

・足の衰えで外出があまり出来なくなってきた。

・外出する範囲も限られる。一人で電車やバスに乗って遠出は出来ない。ちょっと歩いて途中で立ち止まり足を休める歩き方だ。歩行障害以外に老化による機能低下がある。

・食が細くなってきています。食べ物が喉に詰まりやすくなる。(細かく刻んだり、とろみをつけたり)

(医師の話:食べられなくなったら覚悟してください。1~2ヶ月と余命宣告を受けましたが、不意に亡くなる方もあれば、この状態で一年以上長持ちする方もある。あとは生命力の問題)

・認知症によるヒステリーが酷くなってきた。

 

元気な90歳の一人暮らし男性の1日の生活は、こんな感じだ。

・朝6時ごろ起きて雨戸を上げる

・玄関から新聞を取ってから着替えをして朝食の準備をする

・朝食は昔のシリアルに牛乳、パン、ウイスキー

・午前中は、読書をしたり、足のステップ運動をしたりしている

・昼は、コンビニで購入した物を食べる+ウイスキー

・昼寝をして夕方までテレビを見たり、音楽を聴いたりする

・近くのコンビニ(徒歩2分)やスーパー(徒歩5分)に買い物に行く

・洗濯機で汚れ物を洗濯したり、室内で干したりする

・雨戸を閉める

・夕食は自炊、お米を炊いて、お味噌汁を自分で作り、総菜をおかずにしている+ウイスキ

 ー

・夜7時ごろ(夕食後)、私たち夫婦に生存電話コールをする

・夜の10時ごろまでテレビ鑑賞、または、読書。夜の10時半までには就寝。

・お風呂に入るのが月に1回、2回ぐらい。お風呂よりもシャワーが多い。

「90歳代の老人の生活」のポイントは、

・老化現象を受け入れた生活

・行動範囲が自宅の中と買い物先に限られる

・一人でいる時間が当たり前の生活

・家族が月何度も様子を見る必要がある

 

90歳、一人暮らし、認知症と診断されてから特別養護老人ホームに住み替えるまで

離れて暮らす姪御さんのお話し

《60歳から25年は問題なかった一人暮らし》

叔母は、60歳で夫と死別してから同じマンションで長く一人暮らしをしていました。子どもがいなかったため、離れたところに暮らす私(姪御さん)が1か月半~2か月に1度の頻度で様子を見に訪問していました。叔母の自宅を訪問した際は、家の中の簡単な掃除をしたり、季節に合わせて衣替えをしたり、普段はできない買い物の手伝いをしていました。マンションに住み込みの管理人がいて、外出時や見かけたときには挨拶をしている事や、長く暮らしていることもあって同じマンションの中に立ち話をする間柄の人もいるので、孤独にはならず、ご本人も住み慣れたコミュニティの中で安心した暮らしを送っていました。

《85歳を超えた頃から徐々に変化が現れ、離れて暮らす姪の心配は増加》

叔母はは元気に暮らしていましたが、80代半ばより、体力の衰えや生活の変化が少しずつ現れてきました。85歳で帯状疱疹にかかり、その後の体調が元通りには回復しなかった事、同じ頃に近所に暮らしていた実姉が亡くなり心細い気持ちが増したことが重なり、叔母は日々の不安を口にする事が増えました。

私(姪御さん)としても、離れて暮らす85歳の叔母がずっと一人暮らしを続けるつもりなのか気になるようになりました。引っ越して自分と一緒に暮らすか、このまま一人で暮らすか希望を尋ねた所、叔母さんは「90歳を超えても自分で出来るのであればこのまま自宅で暮らしていきたい」と言ったので、叔母さんを尋ねるたびに管理人やご近所にも挨拶をして、訪問を1~1か月半のペースにして様子を見に行くこととしました。

《87歳で認知症の診断を受けつつも、89歳までは自宅暮らしを継続》

私(姪御さん)は、叔母さんに頻繁に会いに行けない分、電話で様子を把握するようにしていました。

87歳の頃から、同じ話を繰り返したり、楽しんでいた習い事を億劫がっている様子があることに違和感を持ち、「もしかして認知症、いやまさか」と思いながら、90歳近い年齢の事もあり、ひとまず叔母さんの様子を見に行くことにしました。家の中を見てみたところ大きな変化は見つからなかったものの、お薬カレンダーに飲めていない薬が残っていたり、冷蔵庫に賞味期限切れの食品が入っていたり、同じものがいくつも買ってあったり、常温保存するような野菜がお菓子などの他のものと一緒に買い物袋のまま冷蔵庫に押し込まれていることに気付きました。これまでと違う行動が増えていることから、私(姪御さん)は認知症の疑いを強くし、病院の精神科の受診が必要と判断し、診断の結果、叔母さんにアルツハイマー型認知症があることがわかりました。

日常生活に不便が出ていることがわかったので、地域包括支援センターに相談し要介護認定を申請し、「要介護3」の認定を受けました。幸い足腰は丈夫なものの、私(姪御さん)としては、叔母さんが一人暮らしだとどうしても一人で過ごす時間ばかりになってしまうことに不安を感じ、週3回のデイサービスと毎日の服薬支援のための訪問看護サービスを受けることにました。

また、冷蔵庫の食品の管理がうまく出来ていないということは、栄養のある食事が出来ていない事も考えられたので、ケアマネジャーの勧めで弁当の配食サービスの利用も始めました。見守りサービスのある配食サービスを利用したので、食事の食べ残しなど変わったことがあれば、私(姪御さん)に連絡が入るようになりました。

私(姪御さん)にとっては、叔母さんが必要な薬をきちんと飲めるようになった事、きちんと食事が出来るようになった事に加えて、デイサービスに行くことや訪問看護師さんが家に入ることを嫌がらなかった事は大きな安心となりました。

《90才で、在宅生活の限界から住み替えを決意》

そうやって2年ほどは、「自宅に暮らし続けたい」というご本人の意思に沿って、何事もなく暮らせていたのですが、90歳を目前にしたある夏の暑い日に家の中でぐったりしているところを訪問看護師さんによって発見されました。どうやら冷房を付けようとした所、リモコンの使い方を誤り、暖房をつけてしまった結果、脱水症状を起こしていたようです。急いで救急車を呼び手当てを受けたあと、ケアマネジャーの判断で緊急対応としてショートステイの利用となりました。

その後、幸い熱中症の症状からは回復したものの、やはり認知症の症状が進行している事、また、叔母さん自身も自分が90歳に近いことで一人暮らしの不安と心細さがあるということで納得してショートステイを利用していた同じ法人の特別養護老人ホームに入居することを決めました。

 

■この事例では、その時の状況に応じてケアマネジャーと相談して介護保険サービスを活用することで適切に対応はできていたのですが、突然の健康上の問題により、自宅で暮らすことが出来なくなりました。

姪御さんは叔母さんの90歳という年齢を考えて、叔母さんが残りの人生を安心して暮らせるような高齢者向けの住まいを早く探していれば、脱水症状を起こすことも、急に住まいを変えさせてしまうようなこともなかったかもしれないと振り返っています。

 

《離れて暮らす親のことが心配な方へ》

この女性の事例では、85歳を超えてから身体機能の低下が顕著になったり、87歳頃から認知症の症状が出現したことを、姪御さんが定期的に訪問していたことで日々の暮らしのなかから気付くことができ、同時に担当のケアマネジャーと相談しながら介護保険サービスを組み合わせて利用することで、90歳までは本人の希望通り在宅での生活を維持することが出来ました。離れて暮らす高齢の親族の生活を支える為には、加齢に伴う変化が生じているかどうかを早めに気付く事が出来るかがポイントになります。その為には、電話だけではわからない事も多いので、出来るだけ自分の目で見ることも重要になります。

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